先日のコレアラタコラムで、今後の検索結果の評価基準として重要になると予想した「Googleオーサーシップ」についての記事を掲載しました。

今回、Googleのマット・カッツ氏が著者の権威「オーサーランク」が検索順位に影響しているということをTwitterで発表したので、本情報を発信させて頂きます。

オーサーランクとは
著作者情報の重要性、信頼性、精度の評価基準です。

「オーサーランク」は、元々SEOに携わる業界から発信された権威を示す基準であり、Googleが以前から名言していたわけではありませんが、「オーサーシップ」(詳しくは「Googleオーサーシップ」を理解しよう～重み付けによる評価～をご覧ください)が検索結果に表示されるようになり、弊社でも今後、順位にも影響出ると注目していた基準になります。

オーサーシップ登録の必要性
Googleから、検索順位に影響するという正式な発表は今までありませんでしたが、今回マット・カッツ氏より、正式に検索順位を決める評価基準となると発表された形になります。それに基づき、オーサーシップの登録も非常に重要になると言えます。ユーザビリティだけでなく、順位にも影響を与えるのであれば、今後はデフォルトで設定をする必要があると言えます。

経緯について考察する
近年ユーザーは、より信頼性の高いサイトの情報を求める傾向があります。「このサイトの著者はどんな人で、信頼出来る専門的な知識、情報を持っているか」を重要視して調査しています。
TwitterやFacebookなどのSNSを見て、匿名性の要素が無い、確かな情報であるかを調査することは、普通になってきています。理由としては、より信頼性の高い情報であるかを確認するためと言えるでしょう。

以前のコレアラタコラム「Googleトレンド」の解析機能アップ。ついに同音異義語でも意味を判断できるように！でも情報発信したように、Googleは検索エンジンの技術向上を行っています。その一環として自社SNSであるGoogle＋のオーサーシップだけでなく、「権威」の評価をするための検索エンジンの技術を、近年急激に、より力を入れて研究しています。
ある分野、領域においてどんな権威あるサイトか、ということをクローリングにより把握出来るように試みています。

今回「オーサーランク」を評価基準としている、という発表は、そうした近年の時流も、取り入れる理由の一つでしょう。(実際取り入れていて、今回正式に発表した、という流れでしょうが)

最後に
結局のところ、より良いコンテンツで作成し、オーサーシップ登録も行い、信頼性の高いサイトにするという、大前提を守りサイトを作成すれば、評価されます。
今後の注意点として特筆させて頂くと、各SNSへの登録(特にGoogle＋、Twitter、Facebook)を行い、Google＋ではオーサーシップ登録を行うことを徹底する必要がある、という点です。

権威、信頼性に関してを念頭に入れつつ、意識してサイト作成を行いましょう。