2013.09.15
必見!検索表示結果Yahoo! VS Google (「NAVERまとめ」表示編)
ここ数カ月でYahoo!がオーガニック検索結果(検索エンジンの検索結果のリストのうち、有料登録やスポンサー広告などの結果を含まない部分。サイトコンテンツに対する純粋な検索結果のこと)に追加する形で、検索したキーワードとマッチした別サイトのページ抜粋や、広告枠を表示するようになってきています。今回はその中でも特に表示率が高く、また今後、表示と連動するキーワードが増えてくると思われる「NAVERまとめ」に関しての情報を発信したいと思います。
そもそもYahoo!検索に「NAVERまとめ」が表示されるようになった背景は、今年3月に発表された、ヤフー社とLINE社(当時NHN japan社)の検索領域での提携によるものです。
下記はYahoo!検索結果とNAVERまとめ検索結果です。見比べてみましょう。
■Yahoo!検索/NAVERまとめ検索
「サッカー」
http://matome.naver.jp/search?q=%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC
「エアロスミス」
http://matome.naver.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9
見てわかるように、Yahoo!検索中段あたりに「NAVERまとめ」が3件ほどリンクが表示されていますね。また、完全一致ではありませんが、NAVEAまとめ検索の上位の記事が抜粋される形で、Yahoo!オーガニック検索部分に表示されております。
Yahoo!で近年、検索結果にオリジナリティを出している背景ですが、ユーザーの求める検索精度の向上だと考えられます。
検索する目的とは → 問題や不明な事を解決すること
オーガニック検索の表示のみだと、どうしても解決力には限界があります。そこに日本最大のキュレーション・プラットフォームである「NAVERまとめ」が検索キーワードとマッチして表示されれば、よりユーザーの求める情報に対する精度が上がることが見込めます。現時点では全キーワードで適応されていないようですが、今後さらに精度が上がるはずです。SEO、SEM、SMO対策に引き続き、将来的にはCPO(キュレーション・プラットフォーム・最適化)対策が必要になる日も来るかもしれません。
今回はYahoo!のオリジナルサービスでは無いものが表示されているということで、「NAVER」まとめを取り上げましたが、Yahoo!のオリジナルサービスである知恵袋やshoppingなどはすでに検索結果に組み込まれており、ユーザーの求める検索結果の精度の向上をさせていると言えます
また、「NAVERまとめ」のようにYahoo!サービス以外のもので表示されているものとしては、日本最大の弁護士ポータルサイトである「弁護士ドットコム」などもオーガニック検索の中に組み込まれています。検索表示に大きな変更があった場合は、またコラムで情報発信させて頂きます。